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文献概要
特集 生き残りをかけた病院の事業連携・統合—多様化する手法 事業連携・統合事例
公立病院の統合—公的病院との統合事例と民間企業立病院との統合事例
著者: 大西祥男1
所属機関: 1地方独立行政法人加古川市民病院機構 加古川中央市民病院
ページ範囲:P.398 - P.402
文献購入ページに移動■はじめに
公立病院は地域医療に重要な役割を果たしているが,医師不足による診療制限から経営悪化を来たし,医療提供の継続が厳しい状況におかれている病院も少なくない.筆者は2009(平成21)年,兵庫県丹波市にある県立柏原病院に院長として赴任し,地域医療の再建に関わり,2011(平成23)年からは兵庫県加古川市で公立病院と民間企業病院の統合から新統合病院開院に携わってきた.この2つのケースにつき紹介する.
公立病院は地域医療に重要な役割を果たしているが,医師不足による診療制限から経営悪化を来たし,医療提供の継続が厳しい状況におかれている病院も少なくない.筆者は2009(平成21)年,兵庫県丹波市にある県立柏原病院に院長として赴任し,地域医療の再建に関わり,2011(平成23)年からは兵庫県加古川市で公立病院と民間企業病院の統合から新統合病院開院に携わってきた.この2つのケースにつき紹介する.
参考文献
1)総務省:住民基本台帳に基づく人口,人口動態及び世帯数(令和4年1月1日現在)
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