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文献概要
特集 生き残りをかけた病院の事業連携・統合—多様化する手法 事業連携・統合事例
医療・介護の連携拠点を担う病院再編—民間病院の合併の一例
著者: 西澤寬俊1
所属機関: 1社会医療法人恵和会
ページ範囲:P.407 - P.410
文献購入ページに移動 わが国の医療体制は,歴史的に民間医療機関がその発展を支えてきた.なかでも地域医療において,中小の民間病院が果たしてきた役割は,歴史的経緯を見ても疑う余地はない.
しかし,度重なる医療法改正ならびに診療報酬改定,少子高齢化社会の到来に伴う労働人口の減少,そして地域の過疎化など,中小の民間病院を取り巻く環境は厳しさを増すばかりである.とりわけ,老朽化した施設を抱えた内科系中小病院は,後継者ならびに資金確保に大きな課題を抱えているケースが多く見られる.
しかし,度重なる医療法改正ならびに診療報酬改定,少子高齢化社会の到来に伴う労働人口の減少,そして地域の過疎化など,中小の民間病院を取り巻く環境は厳しさを増すばかりである.とりわけ,老朽化した施設を抱えた内科系中小病院は,後継者ならびに資金確保に大きな課題を抱えているケースが多く見られる.
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