文献詳細
特集 急増する高齢者救急—医療提供体制の見直しと自院の役割
各論:高齢者救急に対する医療提供体制の在り方を考える
文献概要
■はじめに
2022年度診療報酬改定で,地域包括ケア病棟において救急医療の取り組みが要件の一つとされた.筆者は,全床(128床)を地域包括ケア病棟として運営している医療法人笠寺病院(以下,当院:名古屋市南区)の事務長として勤務している.本稿では,今後,増え続ける都市部の高齢者救急に関して,当院がどこまで対応可能であるか,どのように地域で連携を進めていくべきと考えているか,を述べていく.
2022年度診療報酬改定で,地域包括ケア病棟において救急医療の取り組みが要件の一つとされた.筆者は,全床(128床)を地域包括ケア病棟として運営している医療法人笠寺病院(以下,当院:名古屋市南区)の事務長として勤務している.本稿では,今後,増え続ける都市部の高齢者救急に関して,当院がどこまで対応可能であるか,どのように地域で連携を進めていくべきと考えているか,を述べていく.
参考文献
1)城守国斗,太田圭洋:(対談)2022年度診療報酬改定の検証を次回に生かすために.病院81:1015-1021,2022
2)二木立:コロナ危機後の医療・社会保障改革.勁草書房,pp80-81,2020
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