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特集 病院リハビリテーションの進化 医療政策の中での位置付け
医療・介護をつなぐ多職種による「リハビリテーション,口腔の管理及び栄養管理」の一体的な取組
著者: 池端幸彦1
所属機関: 1日本慢性期医療協会
ページ範囲:P.588 - P.592
文献購入ページに移動2024年度は,6年に一度の診療報酬,介護報酬及び障害福祉サービス等報酬の同時改定,いわゆるトリプル改定になるとともに,医療介護総合確保方針,医療計画,介護保険事業(支援)計画,医療保険制度改革や,地域医療構想の推進,さらには法制化された「医師の働き方改革」が本格運用される年度でもあり,医療と介護に関わる関連制度の一体改革にとって大きな節目の年となる.
また,世界中がこれまで経験したことのない新型コロナウイルス感染症の対策に追われ続けたこの3年半であったが,2023年5月8日をもって感染症法の2類相当から5類に移行し,ようやく少しずつ出口が見え始めた.これからのウィズコロナ時代,さらにはポスト2025年を見据え,医療・介護ニーズが増大する中で,限りある財源・人材等の最適化・効率化を図りながら,本来あるべき医療・介護の提供体制を実現していくことが強く求められてこよう.
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