文献詳細
特集 病院経営から考える医薬分業
保険薬局の役割と病院との連携
スギ薬局グループの取り組む地域社会への貢献—ポリファーマシー対策・病院との相互研修・訪問調剤など
著者: 杉浦伸哉12
所属機関: 1株式会社スギ薬局 2スギメディカル株式会社
ページ範囲:P.692 - P.694
文献概要
創業以来,医薬品,健康食品,化粧品,日用品の販売および処方箋調剤を通して地域社会への貢献を目指してきたスギ薬局グループは,ドラッグストアチェーンとして,グループ約1,500店舗,社員約35,000人の組織となった現在でも変わることなく「薬局」であることを誇りに,さらなる企業価値の向上と地域社会の持続可能な成長に取り組んでいる.
2026年までの中期経営計画において,ヘルスケア領域の深耕,DXによる顧客体験の変革,協働・共創の拡大に取り組み,創業以来変わることのない理念である「地域社会への貢献」の実現を図っていく.生涯を「セルフケア領域」「医療・服薬領域」「介護・生活支援領域」の大きく3つのステージに分け,お客様・患者様がどのような健康状態であっても接点を持つ.それぞれの健康ステージで個々の状態に合わせ,リアルとデジタルを融合させた最適な商品・サービスを提供する戦略を展開する.これらの戦略により予防・未病から治療,介護・終末期の領域まで,全ての領域でお客様・患者様一人一人の健康ステージに応じたサポートを提供し,一生のお付き合いを通じて信頼関係を築くことで,健康で豊かな生活と地域医療を支えていく未来を描いている.
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