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文献概要
特集 超高齢者激増時代の病院経営戦略
急性期病院における高齢化の現状と課題
著者: 山本修一1
所属機関: 1独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)
ページ範囲:P.28 - P.35
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急性期医療における高齢患者の急増と,それによる医療費の増加は,財政当局から目の敵にされ,診療報酬改定の議論も常に圧縮の方向に誘導される.医療技術の進歩によって,侵襲性の高い治療が高齢者にも適応拡大され,その一方で高齢患者の介護需要が増大する等,厳しくなる一方の急性期医療の現場の状況を直視すべきである.
急性期医療における高齢患者の急増と,それによる医療費の増加は,財政当局から目の敵にされ,診療報酬改定の議論も常に圧縮の方向に誘導される.医療技術の進歩によって,侵襲性の高い治療が高齢者にも適応拡大され,その一方で高齢患者の介護需要が増大する等,厳しくなる一方の急性期医療の現場の状況を直視すべきである.
参考文献
1)福田妙子:日本の高齢者麻酔の現状—術後ADLと麻酔.日臨麻会誌42:153-159,2022
掲載誌情報