病院83巻10号

2024年10月発行

特集 遠隔支援の新時代—未来のビジョンとその実現に向けて

アフターコロナにおけるオンライン診療の可能性

著者： 桐山瑶子¹ 原聖吾²

所属機関： ¹株式会社MICIN パブリックアフェアーズ室 ²株式会社MICIN

ページ範囲：P.772 - P.778

Point
コロナ禍における需要の高まりによりオンライン診療は社会に根付きつつあるものの，医療DXが余儀なくされているアフターコロナ期の現在，医療アクセスの確保という観点から一歩踏み出したオンライン診療の価値を再考する必要がある．

参考文献

1）内閣官房：規制のサンドボックス制度（新技術等実証制度）について https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/liaison/log/2205_00general/220531/220531general_03.pdf

2）内閣官房：診断キットとビデオ通話を組み合わせたインフルエンザ罹患時のオンライン受診勧奨（計画の概要） https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/s-portal/project/gaiyou2.pdf

3）厚生労働省：新型コロナウイルス感染症の一般用抗原検査キット（OTC）の承認情報（令和5年7月11日），2023 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27779.html

4）厚生労働省：病院勤務医の勤務実態調査（タイムスタディ調査），2018 https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000331107.pdf

5）Emory University and Emory Healthcare：Emory Early Telemedicine experience https://www.emoryhealthcare.org/-/media/Project/EH/Emory/ui/pdfs/covid/medical-professionals/Emory-Early-Telemedicine-experience.pdf