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文献詳細

雑誌文献

病院9巻2号

1953年08月発行

文献概要

特集 第3回 日本病院学会 特別講演

血液銀行

著者: 東陽一1

所属機関: 1日本赤十字社東京血液銀行所

ページ範囲:P.15 - P.19

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緒言
 1937年アメリカで始めて開かれた血液銀行は,世界大戦という大きな拍車の力もあつて,急激に普及し,現在では全世界に拡がつているといつてよい。我国でも一昨年(昭和26年——1951)頃から,血液銀行と称するものが開業され初めたが,現在まだ全国には十指に数える程しかない。しかし血液銀行という名称は,物珍しさも手伝つてはいるが,既に一般の人々の耳には大分入つているようであり,又是非とも速かに全国的に拡大せねばならない。その意味からも昨年設立された日本血液銀行運営研究会の活動に大きな期待がもたれる。又,病院協会がこの問題を取上げられたことは病院管理の上からも当然のことであるが,血液銀行普及に強い推進力を与えられたものと考える。そしてその機会を私に与えられたことを会長並に会員諸君に深く感謝するものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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