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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻1号

1967年01月発行

新薬治験

前立腺炎に対する花粉製剤セルニルトンの使用経験

著者: 大越正秋1 河村信夫1 長久保一朗1

所属機関: 1慶応義塾大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.73 - P.77

文献概要

Ⅰ.緒言
 慢性前立腺炎および精のう腺炎は,患者の訴えのなかなか除かれぬ病気,として知られている。今日,この2つの疾患の定義がまだ明確に定められていないため,その中には多くのprimarypsychosomatic originのものも含まれている可能性がある。
 1960年デンマークのAsk-Upmarkは花粉製剤が,前立腺炎に有効であることを報告した。その作用機序は明らかでないが,細菌発育阻止,強壮作用,脱感作用等が考えられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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