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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻11号

1967年11月発行

Urological Letter

外尿道括約筋形成術の経験/双角子宮と先天性扁腎欠損,他

ページ範囲:P.938 - P.938

文献概要

 最近Roy Petersen術式で括約筋形成術を3例経験した。Dr.Petersen’s術式はBulbous urethiaを露出し,盤痕組織を切除し外尿道括約筋の両切断端を吻合するのである。
 これら3例のうちの1例はprivate patientであつたし,他の2例はcounty Hospitalの患者であつた。3例とも前立腺のTUR後のincontinent患者であつた。第1例は現在形成術後5カ月たつている。留置カテーテルは入れないで,suprapubicに尿をドレナージしておいて,形成術後尿道の創は完全に一次的に縫合した。術後約1カ月でObstructiveDiaphragmaは恥骨上式に破られなければならなかつた。術前の状態と較べて尿を溜めておく能力は,この患者の場合は改善がみられなかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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