文献詳細
原著
文献概要
I.緒言
1930年Beggの尿膜管に関する詳細な論文が発表され,更に本邦では1949年辻の総説が出版されて以来,尿膜管に基因する諸疾患の報告例は段々と増加して来ているが,なお比較的稀なものである。特に尿膜管の結核性病変の報告は極めて少く,今日までわずか15例の報告を見るに過ぎない。
私達は最近,尿膜管の結核2例を経験したので以下報告する。
1930年Beggの尿膜管に関する詳細な論文が発表され,更に本邦では1949年辻の総説が出版されて以来,尿膜管に基因する諸疾患の報告例は段々と増加して来ているが,なお比較的稀なものである。特に尿膜管の結核性病変の報告は極めて少く,今日までわずか15例の報告を見るに過ぎない。
私達は最近,尿膜管の結核2例を経験したので以下報告する。
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