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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻4号

1967年04月発行

文献概要

Urological Letter

陰嚢水腫関連する副睾丸炎,他

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.331 - P.331

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 陰嚢水腫の穿刺排液後,ある時期に診察してみるとほとんど常に慢性副睾丸炎と近位精管炎を思わせる副睾丸の肥厚を発見する。そこで,ここ数年以来,陰嚢水腫の手術に際しては同時に副睾丸剔除術が行なわれている。こうしておくと,手術後の浮腫が消退してからの反応は少ない筈である。この種の副睾丸の病理組織学的診断は,ほとんどの場合に慢性副睾丸炎という臨床診断を裏づけている。この例の組織からの培養はしなかつたが,培養してみると面白いだろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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