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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻4号

1967年04月発行

原著

原発性尿管癌

著者: 松本恵一1 中内浩二1 岡田清已1

所属機関: 1国立がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.359 - P.363

文献概要

Ⅰ.緒言
 原発性尿管癌は元来稀なものとされてきたが,近年報告例は増加しており,その総括的な報告が必要となつてきている。診断的には尿路悪性腫瘍のうちでは比較的むずかしい部類に属する。理想的な治療法は腎尿管全剔,膀胱部分切除が行なわれるべきである。予後に関しては膀胱と異なり尿管の癌は他器官に浸潤しやすいので予後不良とされている。自験例をあげ,本邦における尿管癌を総括検討してみようと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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