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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻4号

1967年04月発行

文献概要

新薬治験

Furosemide(Lasix)の尿路結石に対する臨床使用成績

著者: 瀬川昭夫1 内山記世之1 千田八朗1

所属機関: 1名古屋大学医学部泌尿器科教室

ページ範囲:P.389 - P.397

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 最近,激増している尿路結石症は,泌尿器科領域で極めて重要な問題であり,これらに対して非観血的治療法が種々発表されている。再発率が比較的高く,さらに結石発生機序がまだ解明されていない今日,腎機能の著明な低下をきたさぬ限り,これらの諸方法は極めて合理的な治療法であろう。
 これらの1方法として,利尿効果は極めて高いが,一方,血液電解質,あるいは腎機能に及ぼす影響が少なく,さらに長期間投与が可能と云われるFurosemide(Lasix)Rを日本ヘキスト社より提供されたので,尿路の小結石に使用し,良好な成績を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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