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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻5号

1967年05月発行

新薬治験

アナナーゼの泌尿器科領域における応用

著者: 新谷浩1 広川栄助1

所属機関: 1関西医科大学泌尿器科教室

ページ範囲:P.475 - P.476

文献概要

Ⅰ.緒言
 蛋白分解酵素を含んでいる植物性あるいは動物性の天然産物は,かなり昔から民間薬として用いられていたようであるが,近時この分野における発展により,この種の酵素を比較的純粋な状態で分離できるようになり,その蛋白分解作用を抗浮腫,抗炎症目的に用いられるものがあるが,その1つとして最近植物から蛋白分解酵素作用を有するAnanaseが開発せられた。我々は最近Ananaseを泌尿器科的疾患における浮腫,炎症の治療に使用する機会を得,いささかの知見を得たのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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