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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻8号

1967年08月発行

原著

Priapismの1治験例

著者: 中平正美1 渡辺節男2

所属機関: 1山梨県立中央病院泌尿器科 2信州大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.727 - P.730

文献概要

Ⅰ.はじめに
 Priapismは比較的稀な疾患であるが,最近しだいに報告が増加し1930年山本12)の第1例以来,大越等4)は66例,永田等9)84例,中溝等7)95例,古川等11)129例,入沢等2)135例(1965年6月まで)について報告している。我々は中溝等95例後の症例を蒐集し自験1例を加えて現在(1966年9月まで)では150例に達している。その原因は非常に複雑で,かかる患者に接するとき,その由来を即断しがたいが患者の苦痛を見,その後遺症を考えるとき,速やかに適切な治療法を完成することの必要性を痛感する。我々は最近本症の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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