文献詳細
新薬治験
尿管結石症に対するUrocalunの使用経験
著者: 石部知行1 嶋田孝宏1 平川十春1 数田稔1
所属機関: 1広島大学医学部泌尿器科教室
ページ範囲:P.735 - P.736
文献概要
尿石を生体内で溶解しようとする考えは古くからあつたが,1920年頃より盛んとなり,Albright, Sulkowitchand Chute(1939),Suby et al.(1942),Abeshouse andWeinberg(1951)等によつて研究されてきた。しかしその後幾多の追試者による実験成績からみて現在使用さたている結石溶解剤をもつてしては尿石の溶解排泄は難かしく,あくまで補助的手段に過ぎないとされてきた。
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