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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科21巻9号

1967年09月発行

第55回日本泌尿器科学会総会シンポジアム 膀胱癌—治療を中心にして

粘膜剥離術

著者: 原田直彦1

所属機関: 1大阪大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.768 - P.769

文献概要

 悪性度の低い膀胱癌に対しては,従来TURを行なうか,あるいは膀胱部分切除術を行なうかによつて加療されていた。しかし,腫瘍が多発性である場合には,膀胱全剔除術を施行せざるを得なかつた。これは,余り犠牲が多すぎると考えざるを得ない場合もある。
 この膀胱腫瘍の治療の難問題をできる範囲で解決するために,我々は膀胱粘膜剥離術Mucosaldenudation of the bladderというべき術式を考案し,すでに4年間実施している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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