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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻1号

1968年01月発行

原著

腎血管性高血圧症における副側血行路について

著者: 中山宏1

所属機関: 1九州大学医学部泌尿器科教室

ページ範囲:P.17 - P.23

文献概要

Ⅰ.はじめに
 腎血管性高血圧症では患腎への副側血行路が発達し,これが腎盂撮影,動脈撮影によつて間接または直接に観察され,腎動脈狭窄の診断の手がかりとなり得るということはすでに2,3の欧米文献に記載されている。われわれも腎血管性高血圧症の検索中に腎盂撮影,動脈撮影で狭窄側腎への副側血行路形成を認めたので,これらのレ線像を紹介し,あわせて腎動脈狭窄における副側血行路について簡単な考察をおこなつてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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