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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻10号

1968年10月発行

新薬治験

Benzilic acid (N.N-dimethyl-2-hydroxymethyl-piperidinium)-ester-methylsulfateによる術後疼痛の治療について

著者: 大井鉄太郎1 佐々木寿1 田林幸綱1 川端讃1

所属機関: 1東京医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.807 - P.808

文献概要

Ⅰ.はじめに
 CG201は,西独Grunenthal社により研究開発された新鎮痙剤であつて,薬理・毒性実験の結果,著しい抗コリン作動性と向筋性を有することが判明し,また臨床実験で消化器潰瘍を含む内臓々器の痙攣・疼痛,呼吸器系の痙攣,さらには泌尿器系,婦人科領域における痙攣,疼痛に対し極めて有効な治療効果を示し,かつ良好な耐薬性を有することが立証された。
 なお,本剤には単味製剤および鎮痛剤metamizole(Sulpyrin)を配合した複合製剤がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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