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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻11号

1968年11月発行

原著

孤立性(単純性)腎嚢胞—診断と治療法

著者: 斎藤博1 石渡大介1 鈴木滋1 細田和成1 斎藤隆1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.845 - P.851

文献概要

Ⅰ.緒言
 いわゆる孤立性腎嚢胞(solitary cyst of the kid-ney)を含む腎の嚢胞性疾患(cystic diseases)の発生病理とか,これに基づく分類などは,まだかなりまちまちで一定していない。また診断や治療という臨床面においても再検討を要するところが指摘されるに至つている。われわれは1962年から1967年の5年間に当教室で10例の孤立性腎嚢胞を経験しているが(第1表参照),その臨床経験の成績を報告するとともに,主としてその診断法,手術的療法の適応あるいは術式などについて若干の考察を試みる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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