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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻12号

1968年12月発行

文献概要

原著

Balanitis xerotica obliteransの5例—その類似疾患と定義に対する考察

著者: 堀内誠三1 郷路勉1 岡薫1 星野嘉伸1 酒井邦彦1

所属機関: 1三井厚生病院泌尿器科

ページ範囲:P.969 - P.975

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Ⅰ.はじめに
 本疾患は1928年Stühmer41)が包茎手術後に亀頭包皮炎を起こし,その結果,亀頭や包皮に萎縮と瘢痕化を呈し,外尿道口の狭窄を生ずるものに対してBalanitis xerotica obliterans postoperationemと命名し,臨床的に独立疾患として発表したものである。その後本症も数多く報告されており,本邦においても森本31)(1951)の報告以来現在までに24例の報告を認める。最近我々は5例の本症を経験したので,ここに報告するとともに木症の類似疾患と定義について若干の考察を加え,私見を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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