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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻13号

1968年12月発行

文献概要

特集(増刊号の)1 尿路の外傷と損傷 Ⅰ総論

外傷と血尿

著者: 加藤篤二1 友吉唯夫1

所属機関: 1京都大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.23 - P.28

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 外傷と血尿とを関係づけて総論的に述べることは,一見容易なようでむずかしいことである。泌尿器科的見地よりみるとき,外傷には尿路性器外傷と尿路性器外の外傷とがあり,血尿にも外傷のほかに非外傷性の原因がいろいろ存在し,また単に血尿といっても,真の血尿とまぎらわしい血色素尿やミオグロビン尿がある。また,外傷の部位によっても出血の様態が異なることも考慮すれば,問題は更に複雑となる。そこで,外傷と血尿とのあいだには,下の第1表のような関係が考えられるので,いちおうこの線に沿って論述を進めてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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