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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻13号

1968年12月発行

特集(増刊号の)1 尿路の外傷と損傷

Ⅱ腎外傷

腎皮下損傷の治療方針とその実際

著者: 志田圭三1 島崎淳1

所属機関: 1群馬大医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.80 - P.84

文献概要

 腎臓は2つ(1対)ある。従つて,外傷で一側の腎が破裂したならば直ちに腎剔除を行なうべきであり,またこれが最も安全な対策であると述べる臨床医がかなり多い。また,一方,腎は実質性臓器で治癒傾向が大であるから,かなりの損傷も対症療法で処理することができると対照的な見解を述べている向きも少なくはない。このような見解の相違を統一し,臨床の実際に当り,直ちに指針として用いられる決定的な見解を述べることが本稿の責であろうと考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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