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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻13号

1968年12月発行

特集(増刊号の)1 尿路の外傷と損傷

Ⅳ膀胱の外傷および損傷

膀胱破裂の診断とその処置上の注意点

著者: 大越正秋1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.129 - P.133

文献概要

 膀胱が外力により損傷を受ける場合,切創や鋭創など皮膚や筋層の外傷と同時におこる開放性損傷と,それらを伴わずに膀胱だけにおこる皮下損傷とあり,ふつう後者を膀胱破裂という。なおこれら以外に穿孔や瘻形成などの語も用いられ,これらの用語の使用法はやや混乱しており,この点についてはわたくしが以前詳論したことがある1)
 ここでは以下常識的意味での破裂について述べることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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