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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻13号

1968年12月発行

特集(増刊号の)1 尿路の外傷と損傷

Ⅵ尿路の放射線損傷

Radiation Nephritisの概念と予防法

著者: 足沢三之介1 柳沢融2

所属機関: 1岩手医科大学医学部放射線医学講座 2岩手医科大学歯学部歯科放射線学教室

ページ範囲:P.223 - P.232

文献概要

 上腹部ことに腎を含む後腹膜の悪性腫瘍に対する放射線治療に際し種々の腎障害が発生することがある。これら腎障害は慢性腎不全や尿毒症の原因となり,時として死にいたらしめることがあり,ことに最近のごとく超高圧X線やγ線による治療が普及してきている現在,照射に伴なう腎障害の問題はますますその重要性をましてきた。
 本稿においては,このうち特に放射線腎炎(Radiation Nephritis)の問題について文献および私どもの研究成果をもとにして,二,三の考察を試みることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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