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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻2号

1968年02月発行

原著

腎杯憩室の3例

著者: 市川碩夫1 大橋秀世1 加藤隆司1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科教室

ページ範囲:P.115 - P.120

文献概要

Ⅰ.緒言
 腎実質内に空洞を有し,その内壁が移行上皮にて被われ,かつ腎杯と小導管にて交通する疾患は,Rayer(1841)によつてCyst Urinaireの名称で記載されたという6,15)。本邦では腎杯憩室,腎盂性腎嚢腫,腎盂性嚢胞,腎杯嚢腫,腎杯嚢胞など種々の名称で呼ばれているが6),我々の教室でも最近本症の3例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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