文献詳細
図譜・268
文献概要
現在,前立腺の大きさをレ線学的に診断するもつとも普及した手段は尿道撮影法ならびに空気膀胱撮影法であるが,いずれも尿道の形態および膀胱内突出像より得られる間接的所見にほかならない。
1938年,Soiferらは初めて造影剤を直接前立腺組織内に注入し前立腺自体を描出する手がかりを開拓した。更にRivas (1946),市川・梶田(1959)らは前立腺周囲気体注入法により前立腺撮影を行なつている。
1938年,Soiferらは初めて造影剤を直接前立腺組織内に注入し前立腺自体を描出する手がかりを開拓した。更にRivas (1946),市川・梶田(1959)らは前立腺周囲気体注入法により前立腺撮影を行なつている。
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