文献詳細
原著
慶応義塾大学泌尿器科教室における1965年(昭和40年)臨床統計
著者: 田村一1 大越正秋1 東福寺英之1 小川正見1 橋本達也1 中村宏1 川村猛1 尾関全彦1 河村信夫1 石川博義1 川上隆1 鈴木恵三1 松永重昻1 長久保一朗1 矢島暎夫1 土方允久1 長谷川昭1 畠亮1 松下一男1 田崎寛1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部泌尿器科学教室
ページ範囲:P.269 - P.273
文献概要
1965年度の慶応義塾大学医学部泌尿器科学教室における入院患者の疾患および手術々式統計を行なつたのでここに報告する。
疾患および手術々式の分類形式は1962年度のInternational Classification of Diseases, Adapted(通称ICDA)の分類に従つた。当教室では1964年度からこの分類法を行なつており前回は臨床皮膚泌尿器科20巻,11号,1079〜1083頁に報告している。この分類法は国際的に最も広く取り入れられているが決して完璧なものとは云い難く,いくつかの欠点も見出し得るが,利用方法によつて多くの有益な点があり高く評価できるものと考えられる。
掲載誌情報