文献詳細
原著
文献概要
Ⅰ.まえがき
腎外傷における観血的治療の適応として,全身症状1)よりみれば,1)血尿があり,多量の失血を伴つている場合,2)輸血,輸液を行なつてもショック症状が進展してゆく場合,3)ショック症状が繰り返して起こる場合,あるいは4)腹膜炎症状が現われた場合があげられる。
なお局所症状としては1)受傷部位の腫脹が増大する場合,静脈性腎盂撮影により2)腎盂像における造影剤の腎皮膜外溢流像が大きい場合,あるいは3)患側の腎盂像が欠如している場合が挙げられている。
腎外傷における観血的治療の適応として,全身症状1)よりみれば,1)血尿があり,多量の失血を伴つている場合,2)輸血,輸液を行なつてもショック症状が進展してゆく場合,3)ショック症状が繰り返して起こる場合,あるいは4)腹膜炎症状が現われた場合があげられる。
なお局所症状としては1)受傷部位の腫脹が増大する場合,静脈性腎盂撮影により2)腎盂像における造影剤の腎皮膜外溢流像が大きい場合,あるいは3)患側の腎盂像が欠如している場合が挙げられている。
掲載誌情報