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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻4号

1968年04月発行

原著

腎外傷の治療と腎動脈撮影

著者: 薄場元1 針生常郎1 三品均2

所属機関: 1東北労災病院外科 2東北労災病院放射線科

ページ範囲:P.281 - P.286

文献概要

Ⅰ.まえがき
 腎外傷における観血的治療の適応として,全身症状1)よりみれば,1)血尿があり,多量の失血を伴つている場合,2)輸血,輸液を行なつてもショック症状が進展してゆく場合,3)ショック症状が繰り返して起こる場合,あるいは4)腹膜炎症状が現われた場合があげられる。
 なお局所症状としては1)受傷部位の腫脹が増大する場合,静脈性腎盂撮影により2)腎盂像における造影剤の腎皮膜外溢流像が大きい場合,あるいは3)患側の腎盂像が欠如している場合が挙げられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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