文献詳細
原著
文献概要
Ⅰ.緒言
膀胱憩室腫瘍は,比較的まれな疾患で,諸外国の文献上では,1963年,Schmitzが,229例集計しており1),本邦では,1951年,国分らの剖検例に始まり2),1966年までに,17例の報告がある3)〜5)。
膀胱憩室に腫瘍が合併する頻度に関しては,古くは,Abeshouse (1943年)6),最近では,Hohe-nfellner(1962年)7)〜9)らの報告があり,これらを平均すると,5.6%となる。
膀胱憩室腫瘍は,比較的まれな疾患で,諸外国の文献上では,1963年,Schmitzが,229例集計しており1),本邦では,1951年,国分らの剖検例に始まり2),1966年までに,17例の報告がある3)〜5)。
膀胱憩室に腫瘍が合併する頻度に関しては,古くは,Abeshouse (1943年)6),最近では,Hohe-nfellner(1962年)7)〜9)らの報告があり,これらを平均すると,5.6%となる。
掲載誌情報