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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻6号

1968年06月発行

新薬治験

緑膿菌尿路感染症に対するKasugamycinの使用経験

著者: 後藤甫1 西尾徹也1 徳原正洋1 中久喜茂也1 阿部文悟1 仲宗根繁1

所属機関: 1鳥取大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.461 - P.462

文献概要

Ⅰ.はじめに
 梅沢等によつて発見されたKasugamycin (以下KSMと略す)は,充分な基礎実験を経て,臨床的にも使用され2),次第に泌尿器科領域における本薬剤の臨床的投与経験の報告がみられるようになつてきた1)4)5)6)。これらの多くは1日1gあるいは2gの筋注投与である。われわれはこのたびKSMを緑膿菌尿路感染症に使用する機会を得,1日0.5g筋注投与法をおこない比較的好成績を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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