文献詳細
Urological Letter
文献概要
1967年春までの約200例のTUR (経尿道的電気切除術)には両側の精管切除術を行なつてきたが,それ以後は左側では5〜7cmの精管切除を行なうが,右側では止血鉗子で単に2ヵ所を挫滅し,その間を#000クロミックカットグートで結紮するだけにしてきた。この結果,左側では今までに1例の副睾丸炎もおこさないが,単に挫滅結紮した右側でも軽い副睾丸炎が1例おこつただけである。
この経験例は統計的価値を云々するには少ないが,今後なお,この試みをつづけてゆくつもりであり,良い方法になると思つている。
この経験例は統計的価値を云々するには少ないが,今後なお,この試みをつづけてゆくつもりであり,良い方法になると思つている。
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