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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻9号

1968年09月発行

文献概要

原著

尿管瘤の4例ならびに本症の統計的観察

著者: 鍬塚寿1 高崎登1 黒木隆亨1 進藤和彦1

所属機関: 1長崎大学医学部泌尿器科教室

ページ範囲:P.665 - P.671

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Ⅰ.緒言
 尿管瘤は1853年Lechlerが剖検で認めたのが最初であり,本邦では1923年尾形1)の報告が第1例目である。その後内外ともに多数の症例が報告されており,本邦においては本症に対し大越2),落合3),土屋4),三浦5)等の詳細な報告がある。著者は最近完全重複腎盂兼尿管側の尿管瘤に結石を合併した症例を含む4例の本症を経験したので報告し,三浦以後の本症例につき文献的考察を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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