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Myelomeningoceleの小児の大部分の者が大小便の失禁を来す事は知られており,近時小児外科でその治療について注目されている。1966年Ecksteln等は239例の小児脊髄瘤症例について報告しているが,著者はこの内死亡その他を除いて117例の予後調査をし得た者について臨床統計観察を行なつた。
先ず117症例について見ると39例(33%)が正常の排尿が可能となつている,,部位別に見ると上位(頸・胸髄瘤)の疾患では正常排尿が16例中15例で失禁を見た者は1名にすぎないが,下位すなわち胸・腰髄では失禁は75%,腰髄では77%,腰・仙髄では86%と当然のことながら大部分が失禁状態であるが,仙髄部では23例中失禁は15例(65%)となつている点が注目される。脊髄瘤の大きさは必ずしも失禁と関係は見られない。
先ず117症例について見ると39例(33%)が正常の排尿が可能となつている,,部位別に見ると上位(頸・胸髄瘤)の疾患では正常排尿が16例中15例で失禁を見た者は1名にすぎないが,下位すなわち胸・腰髄では失禁は75%,腰髄では77%,腰・仙髄では86%と当然のことながら大部分が失禁状態であるが,仙髄部では23例中失禁は15例(65%)となつている点が注目される。脊髄瘤の大きさは必ずしも失禁と関係は見られない。
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