icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻9号

1968年09月発行

Urological Letter

前立腺癌のときの骨疼痛に対する弗化物治療,他

ページ範囲:P.687 - P.687

文献概要

 W.P.Scott M.D.が1967年の11月13日のJAMA誌上に前立腺癌の際の骨疼痛に弗化物治療のことを書いている。著者は9例に著効があつたといつており,分量は1日100mg宛である。本剤の使用は合理性という点ではこの疑問のある細胞毒的効果と長期使用の書類上の安全性等からして,ページェット氏病の骨造成性疾患に有効であるという以外では,合理性はほとんどない。
 骨に対する弗化物の実際の作用機序はまだ不明であるが,恐らくは全く複雑な物理的と細胞学的効果であろうと彼は述べている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら