文献詳細
Urological Letter
文献概要
W.P.Scott M.D.が1967年の11月13日のJAMA誌上に前立腺癌の際の骨疼痛に弗化物治療のことを書いている。著者は9例に著効があつたといつており,分量は1日100mg宛である。本剤の使用は合理性という点ではこの疑問のある細胞毒的効果と長期使用の書類上の安全性等からして,ページェット氏病の骨造成性疾患に有効であるという以外では,合理性はほとんどない。
骨に対する弗化物の実際の作用機序はまだ不明であるが,恐らくは全く複雑な物理的と細胞学的効果であろうと彼は述べている。
骨に対する弗化物の実際の作用機序はまだ不明であるが,恐らくは全く複雑な物理的と細胞学的効果であろうと彼は述べている。
掲載誌情報