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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科22巻9号

1968年09月発行

原著

単睾丸症の2例

著者: 松下鈆三郎1 白井将文1 加賀山学1 一条貞敏1 竹内睦男1 佐々木桂一1

所属機関: 1東北大学医学部泌尿器科教室

ページ範囲:P.699 - P.703

文献概要

Ⅰ.緒言
 単睾丸症とは一側睾丸が完全に欠如せる先天的異常で,一般には広義の睾丸欠損症としてとりあつかわれ比較的稀有とされている。欧米においては,Cabrol1)(1564)の剖検例による両側欠損を第1例とし約150例の報告がなされているが,本邦では小林2)(昭10)が初めて報告して以来現在まで両側欠損2例を含めて僅か29例を数えるにすぎない。
 私共は既に本症の3例につき報告したが3),最近再びその2症例を経験したので追加報告し,併せて若干の文献的考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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