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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻1号

1969年01月発行

新薬治験

膀胱テネスムスに対するLeioplegil坐薬の臨床治験

著者: 広川信1 井上武夫1 鈴木彦人1 井上卓治2 森田上2 寺島和光2

所属機関: 1横浜市民病院泌尿器科 2横浜市立大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.73 - P.74

文献概要

Ⅰ.はじめに
 下部尿路の手術に,治療の目的で尿道内にカテーテルを留置することが多い。留置カテーテルにより術後,いわゆる「尿しぶり」を訴える症例に相遇することが多い。時に頻繁に症状が発現して,患者は,苦痛におちいつて,十分な安静を保てないことがある。しばしば,その処置に困惑を感じる。
 今回,東菱薬品(株)からフランスで開発された鎮痙治療薬Leioplegil坐薬の提供をうけたので,私達は膀胱テネスムスの処置に本剤を試用し,その臨床効果を観察したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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