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教室だより
文献概要
現在の東京医科大学は,大正5年当時の日本医専(現日本医大)と別れ,東京医学講習所として出発した。大正7年東京医学専門学校に昇格し,大正10年,当時の上林豊明教授が主として皮膚科学のみを講義されて,診療は行なわれていなかつた。
大正14年,新宿東大久保にあつた本学博済病院で皮膚科としての日常の診療が始められた。当時の皮膚科は現在とあまりかわらないが,淋疾,軟性下疳,横痃の患者が多く,入院患者および手術なども横痃などが主であつたという。
大正14年,新宿東大久保にあつた本学博済病院で皮膚科としての日常の診療が始められた。当時の皮膚科は現在とあまりかわらないが,淋疾,軟性下疳,横痃の患者が多く,入院患者および手術なども横痃などが主であつたという。
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