icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻11号

1969年11月発行

文献概要

原著

高血圧を伴つた腎動脈瘤の1例

著者: 広中弘1 多嘉良稔1 柏木崇1 桐山啻夫1 関谷智雄2

所属機関: 1山口大学医学部泌尿器科学教室 2山口大学医学部第一内科学教室

ページ範囲:P.887 - P.891

文献購入ページに移動
緒言
 腎動脈瘤の剖検による発見頻度は0.01%前後で,全動脈瘤中約1%という比較的稀な疾患とされていたが,臨床診断法としての腎動脈撮影法の普及により,ここ十数年の間に本症の臨床報告例もあいついでみられるようになつた。欧米においては400例近い報告がみられる。本邦においても勝目ら1)(1961)の本邦第1例以後,河西ら2)によると18例1)−14)を数えている。
 われわれも高血圧および石灰化を伴つた本症の1例を経験したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら