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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻13号

1969年12月発行

特集(増刊号の)2 腎不全

Ⅲ.慢性腎不全

慢性腎不全の血液化学と症候診断の要点

著者: 加藤暎一1 阿部信一2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部内科学教室 2国立東京第二病院内科

ページ範囲:P.55 - P.62

文献概要

はじめに
 慢性腎不全は,つい10年程前までは内科的な保存的療法によってわずかな延命効果を期待するのみで,積極的治療法のない予後の悪い疾患とされていたが,腹膜潅流,人工腎臓による長期透析療法の進歩や,腎移植成功例が数多く報告されて社会復帰も決して稀ではなくなりつつある。この際homeostasisと関連の深い血液化学的なデータの解釈につき理解を深めておくことは,今後の腎不全対策をより有効に行なう上に必要と思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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