文献詳細
特集(増刊号の)2 腎不全
Ⅳ.腎不全の対策 3.人工腎臓
文献概要
はじめに
慢性腎不全の治療法として,血液透析が今日のように盛んに利用されるようになつたのは,1)透析機械および透析方法の進歩,改良。2) Scri-bner, Quintonなどによつて開発されたsilastic-teflon bypass cannulasの普及があげられる。特に後者のcannulaは1960年,Scribneri1,2)などによつて開発され,その後Quinton3)(1962)により改良され現在に至つている。この間Winged line-shunt4)などの発表がみられるが,大きな改良は認められない。われわれも現在ではQuinton sila-stic-teflon cannulaを用いている。
最近ではcannulasを挿入するいわゆるexte-rnal shuntに対して,Brescia5)などの動静脈吻合によるinternal shuntが多く用いられる傾向にある。これからは外来通院,社会復帰が多くなるにつれて,shuutの管理,入浴などの面からinternalshuntは増加するものと思う。
慢性腎不全の治療法として,血液透析が今日のように盛んに利用されるようになつたのは,1)透析機械および透析方法の進歩,改良。2) Scri-bner, Quintonなどによつて開発されたsilastic-teflon bypass cannulasの普及があげられる。特に後者のcannulaは1960年,Scribneri1,2)などによつて開発され,その後Quinton3)(1962)により改良され現在に至つている。この間Winged line-shunt4)などの発表がみられるが,大きな改良は認められない。われわれも現在ではQuinton sila-stic-teflon cannulaを用いている。
最近ではcannulasを挿入するいわゆるexte-rnal shuntに対して,Brescia5)などの動静脈吻合によるinternal shuntが多く用いられる傾向にある。これからは外来通院,社会復帰が多くなるにつれて,shuutの管理,入浴などの面からinternalshuntは増加するものと思う。
掲載誌情報