文献詳細
図譜・293
文献概要
46歳,男子。約20年前右側腹痛のため虫垂切除術を受けた。しかしその後も右側腹痛が続き,某日赤病院で右腎結石と診断されたが,早急に手術は必要としないといわれ,今日まで疼痛時その都度鎮痛剤を内服していた。最近疼痛が増強かつ頻繁となり,当科を受診した。
泌尿器科的レ線所見としては,腎部単純撮影(第1図)で右腎に結石陰影,排泄性腎盂撮影で右腎の機能低下,点滴静注性腎盂撮影(第2図)で右腎盂尿管移行部付近に陰影欠損を認めた。
泌尿器科的レ線所見としては,腎部単純撮影(第1図)で右腎に結石陰影,排泄性腎盂撮影で右腎の機能低下,点滴静注性腎盂撮影(第2図)で右腎盂尿管移行部付近に陰影欠損を認めた。
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