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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻4号

1969年04月発行

原著

陰茎折症の3例

著者: 線崎敦哉1 中村順1 大谷雄一1

所属機関: 1和歌山県立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.297 - P.301

文献概要

Ⅰ.緒言
 陰茎折症とは鈍性外力が陰茎深部に作用し海綿体白膜,時に海綿体自身が裂け皮下溢血・血腫形成等をきたす外傷で勃起中に起こることがほとんどである。本症については既に19世紀半ばMottが報告しているが現在でも比較的まれな疾患とされており,本邦においても長谷川,小川(1934)の報告以来今日まで僅かに本症例を含めて47例に過ぎない。最近,われわれもその3例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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