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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻4号

1969年04月発行

新薬治験

泌尿器科領域におけるHilong (Oxazepam)の使用経験

著者: 並木重吉1

所属機関: 1国立金沢病院泌尿器科

ページ範囲:P.318 - P.319

文献概要

Ⅰ.緒言
 Hilong(Oxazepam)は新しいBenzodiazepin製剤である。本剤は中枢神経抑制作用を持つトランキライザーであり,chlordiazepoxide,diazepamに次いで開発されたもの,副作用がより少なく,治療至適投与量の幅が広いといわれている。当泌尿器科においてとくに神経症状を伴うところの多い疾患について使用,よい成績をみたのでその概略を報告する。今までに本邦泌尿器科で報告されたものは,岡ら,三宅ら,上戸らがある。Hilong錠は米国ワイス社の開発されたもので構造式は次図に示すようにBenzodiazepine誘導体である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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