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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻5号

1969年05月発行

文献概要

原著

組織学的に骨形成を伴う間細胞腫と診断された無精子症の1例

著者: 水間圭祐1 滝本至得1

所属機関: 1日本大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.385 - P.389

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Ⅰ.緒言
 睾丸間細胞腫はきわめてまれな疾患であり,Sacchi (1895)1)の報告に始まり,最近Gerwiget al.(1964)2)は文献上135例を集録しているが,その後Minkowitzの1例(1965)3),Bayerの2例4),Johonston5)らの1例など数例で,本邦では緒方,金子例(1917)6)の報告以来1965年まで7例のきわめて少数にすぎない。最近われわれは異所的骨形成を伴なつて組織学的に睾丸間細胞腫と診断された1例を経験したので,これを報告するとともに若干の考察を試みた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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