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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻6号

1969年06月発行

原著

131I-Sodium Iothalamate利用の試料計測による糸球体濾過値の測定

著者: 土田竜也1 井上隆2 向井義弘3 山口武津雄4

所属機関: 1大阪市立城北市民病院小児科 2大阪市立城北市民病院内科 3大阪市立城北市民病院泌尿器科 4吹田市立吹田市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.463 - P.468

文献概要

Ⅰ.はじめに
 近来,放射性同位元素(RI)を臨床検査に応用した検査法が数多く発表されてきたが,それらのうち,診断的価値と有用性に優れた各種のRI検査法が,臨床検査部門の中でその地位を確立し,日常検査法として定着するに至つた。
 腎機能検査においても,いち早くRIが導入され,131I,125I,標識ヒップランによるレノグラム検査と203Hg,197Hg,標識クロロメドリンによる腎シンチグラムとはRI利用の腎診断検査法の双壁となつていることはいまさらいうまでもあるまい。とくに,レノグラムは既にroutine workとして広く利用され,泌尿器的疾患のみならず,内科領域の各種疾患にも実施され,その果している役割は極めて大なるものがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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