文献詳細
図譜・300
文献概要
患者 樋口某,34才男子。
現病歴 小児期より頻尿と排尿困難を自覚していたが放置。20才時(昭和29年)血尿と排尿痛を主訴として某医を受診し,右腎結核として右腎剔出術を受けたという。その後両側陰のう内容の腫脹が現われ,結核として両側副睾丸剔出術を受けた。この当時膀胱容量300cc,残尿25ccであつた。その後も頻尿,排尿困難は改善されず,とくに昭和42年7月より血尿および頻尿が増悪し,某泌尿器科医で萎縮膀胱と膀胱結石を指摘され,昭和43年2月当科に紹介されてきた。
現病歴 小児期より頻尿と排尿困難を自覚していたが放置。20才時(昭和29年)血尿と排尿痛を主訴として某医を受診し,右腎結核として右腎剔出術を受けたという。その後両側陰のう内容の腫脹が現われ,結核として両側副睾丸剔出術を受けた。この当時膀胱容量300cc,残尿25ccであつた。その後も頻尿,排尿困難は改善されず,とくに昭和42年7月より血尿および頻尿が増悪し,某泌尿器科医で萎縮膀胱と膀胱結石を指摘され,昭和43年2月当科に紹介されてきた。
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