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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科23巻8号

1969年08月発行

新薬治験

経口セファロスポリンC系薬剤(Cephalexin,Cephaloglycin)のDouble blind法による尿路感染症に対する臨床評価

著者: 落合京一郎1 武田裕寿1 大島博幸1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.691 - P.692

文献概要

 Cephalothin, Cephaloridineは広範囲スペクトラムの抗菌剤として,その価値は広く認められている。しかし,経口投与ができないために用途が限定されるきらいがあつた。最近これらの側鎖を変化させ,経口投与ができるCephaloglycin(7-(D-α-amino-α-phenylaceta-mido)-3-methylacetylate-3-cephem-4-carboxylic ac-id)が作られ,更にこれより高い血中濃度,尿中濃度が得られるCephalexin(7-C(D-α-amino-αphenylace-tamido)-3-methyl-3-cephem-4-carboxylic acid)が見出された。我-は,今回,塩野義製薬よりこれら2剤の提供をうけたので尿路感染症についてこれら2剤とAminobenzyl penicillinを投与しその臨床効果を比較検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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