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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科24巻10号

1970年10月発行

図譜・331

Pooling signはなぜおこるか

著者: 一条貞敏1

所属機関: 1東北大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.868 - P.869

文献概要

 どの成書をみても腎腺癌の血管造影所見にpooling signということばがあり,実際,われわれ泌尿器科医は始終この所見を経験してきた。しかし,この所見の成因に関しては明確にされていない。著者は種々の腎腺癌をmicroangiographyならびに組織学的に検索し,この解答らしきものが得られたので,1例をあげここに紹介する。
 症例は43歳の男子。血尿を主訴として当科を訪れ,angiography上明らかなpooling signがみとめられ,左腎腫瘍として摘出されたものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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